いつも100人女子会を応援してくださっている皆様にご報告があります。
今年、「100人女子会」をリブランディングし、「100人女子会」という名前を手放します。
1番の理由は、100人である必要がなくなったからです。
元々100人女子会はコロナ禍前まではオフラインで会場を借りて開催していました。
地元名古屋で2017年11月に発足し、1年後に東京にも進出しました。
リアル開催時は、交流やセミナー以外に「ブース出展」があったのでその関係上100人いることが望ましかったです。
ブランディングの意味で100人という規模感でやることにしたという理由もあります。
でも、コロナ禍でオンライン開催に切り替わり、トータル10回やってきた中で今後100人で開催しなければいけない意味がないと判断しました。
それどころか、私は男女格差をなくして女性が自信と希望を持って活躍できる世界を創るために、そのきっかけ創りとして100人女子会を創ったのに、100人女子会をよく知らない人ほど100人女子会がどんな会なのか、どんな意味を持って活動しているのかではなく「で、100人集められたんですか?」と、「100人集められたかどうか」ばかり気にしてジャッジされます。
また、交流会に参加したことのない女性にも参加してほしかったので敷居を低く感じてもらうために
「女子会」という言葉を使いましたが、だからこそ初回から連続で100人動員することができたというメリットもあれば、中身を知らない人からは「遊びのイベント」と捉えられやすいデメリットもありました。
特に繋がりの薄い男性からは
「コンパやれませんか?」
「ボランティアで集客手伝ってもらえませんか?」
みたいなことを言われたことが何回もあります。
その他も向こうの都合の良いことばかりだったので断ってきましたが、
「100人女子会という名前にしたことで良かった部分もたくさんあるけど、“遊び感”が出てしまい自分の見られ方を自分で望ましくないものにしてしまっている」
とも思いました。
そして「100人女子会」という名前にしたからには参加者の皆様も100人の女性と交流できることを期待して参加されるので、100人集めなければいけないのもあります。
ですが、オンライン開催で100人集客できなかった時、それでもとても良い会になりました。
満足度は会を増す毎に高まっている感覚がお客様の声から感じ取れます。
そういうことがあって、
「あ、もう100人でやる意味はないな」
と私の中で思いました。
それこそ私に見返りを求めたギブを先にしようと「周りの女性に手あたり次第声をかけましょうか?」と、言ってくる方が過去何人もいました。
100人女子会のことや私のことを純粋に応援してくださる方々はこういうのがなく、シンプルに応援してくださいます。
ミスマッチを避けるために丁重にお断りしてきました。
これ、私が「100人集めること」が目的だった場合、違っていたかもしれません。
私がこういうのを断るのは、
・100人女子会は自分の働き方、生き方に
真剣に向き合いたい人でないと合わないこと
・目的をわかっていない人が参加すると
リピーター様や私の言葉やリピーター様の
口コミの言葉をきっかけに初めて来て
くださる方々とコミュニケーションや
波長が合わず満足度が下がること
が容易に想像がつくからです。
私は「何のためにやるのか」を重視します。
全員にわかってほしいとは思っていません。
とは言え、「100人女子会」という名前を手放すことに最初は抵抗がありました。
でも、自分の過去の栄光にすがりたくないし、10回開催してきて歴史が少しできてきたので「女子会」という言葉を手放せる頃だと思いました。
今年からは「100人女子会」は「女性の働き方EXPO」という名前で引き続き取り組んでいきます。
女性限定のキャリア系イベントだけでなく、どの性別のキャリアに悩んでいる人も関われるイベントも「働き方EXPO」としてやろうと考えています。
4月と5月にオンライン開催します。
ここからまた一歩、私のやりたい男女格差解消のためのきっかけ作りやキャリア教育の分野に近づけるかなと思っています。
「誰のため」「何のため」を見失わず、私がやるべきことをやっていきます。
これからもよろしくお願い致します。
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