突然ですが、私は愛知県立千種高校出身です。

「校則がない」で有名かなと(笑)

最近はご縁あって同窓会でもないところでOBの方から現役ちぐっこに会います。

千種に通っていた(通っている)人は比較的多様性がある人が多いと感じます。

自主性を伸ばす教育体制だからかなと。

 

今日はそんな千種高校での印象深い思い出のひとつをお話しします。

千種高校には普通科の他に、帰国子女の子達用の国際教養科(以下、国教)があります。

千種高校は生徒だけでなく先生も個性豊かな先生が多いなと感じていました。

 

私が高校に入学してすぐのこと。

国教の子から

「すごい先生がいる」

と聞きました。

内容を聞くと、入学当初の、普通科の子たちよりも英語ができるからってイキっていた国教の子たちに対し、一番最初の英語の授業の一番始めに

過去の栄光は捨てなさい。

と言ったらしいです。

かっこよすぎませんか?笑

めちゃくちゃかっこいいなと素直に思ったのを今でも覚えています。

ちぐっこのステキなところは、そう言われた国教の子たちもその話を聞いた普通科の子たちもその先生のことを「かっこいい」と捉えるところ。

「なにあの先生」

って言う子がいてもおかしくなかったと思います。

でも、そんな言葉は一度も聞いたことがありませんでした。

 

大人になった今、改めてすごいなと感じます。

高校を卒業してから10年経った今、久々にその先生の名言を思い出しました。

大人になるにつれ、過去の栄光は輝きを増す気がします。

でも、そこに固執する=過去に固執しているということ。

今は1年でガラッと世の中が変わる時代。

そんな時代に”あの時”に固執していたら、スピードが落ちてしまうなと。

過去の栄光にしがみついてたら、チャレンジ精神がなくなるなと。

そんなことをふと考えた一日でした。

私は今年の10月、チャレンジします!

(ご報告は11月予定です。)